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理経メールマガジン

(2025.1.31 掲載)
パイロットの操縦技量向上に寄与
ヘリコプター用「VRフライトシミュレータ」
現在、さまざまな分野の訓練やシミュレーションにVRが活用されています。特に、操作や操縦で危険を伴うような場面の訓練などにVRは有効です。例えば、ヘリコプターなどの操縦では、実機で失敗した場合は大きなリスクがありますが、VR上であればトライアンドエラーができます。
今回ご紹介する「VRフライトシミュレータ」は、ヘリコプターの操縦技量向上に寄与します。
「VRフライトシミュレータ」とは?
「VRフライトシミュレータ」は、VRを用いたヘリコプター操縦の疑似体験ができるシミュレータです。VRゴーグルと操縦席を模した操縦装置、リアルなCGフライトプログラムにより構成されています。
現実の建物や空港などをカスタマイズしてCGで作成し、VR空間の中でヘリコプターを飛ばすことができるため、実際に飛行しているかのような臨場感をもって、操縦訓練を実施することが可能です。

顧客ニーズに応える
理経グループのエアロパートナーズは、航空機および航空機関連製品の販売、修理を長年実施しています。そのなかで顧客から、簡易的に航空機の操縦ができ、パイロットの習熟度を上げることができるシミュレータの要望を受けたことを機に、米国のシミュレータ製造会社 Precision Flight Control社と新たに契約を締結。VRゴーグルに関してはMeta社の法人向け販売代理店である理経が協力し、シミュレータ一式として客先へ提案、納入しました。
2025年3月までには、Unreal Engineをはじめとする各種ソフトウェアでVR消防訓練の開発や自動運転車両向けシミュレーション空間の開発を行うなど、多くの実績がある理経の次世代事業開発部協力のもと、実在する建物のCGを制作、納入する予定です。
今後は、VR空間上での運用ヘリコプターなどの追加、VR空間内の建物追加・修正などのカスタマイズにも柔軟に対応していきます。
お問い合わせ先
ヘリコプター用「VRフライトシミュレータ」
株式会社エアロパートナーズ 航空機部
TEL:03-3340-6101
E-mail:sales@aeropartners.co.jp