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(2025.1.31 掲載)

やってみたらこうなった 「理経本社6階増床 編」

2024年10月1日、理経本社オフィスのフロアを同ビル6階に増床しました。
新型コロナウイルス感染症5類への移行に伴う出社率増加や、日本橋営業所をコアとした事業を本社へ集約することで、業務効率化のさらなる推進を計ります。
理経 総務部を事務局とし、グループ企業のエアロパートナーズ、ネットウエルシステムからもオフィス移転委員が選出され進められた「増床プロジェクト」をご紹介します。

登場人物紹介

  • たかやまさん

    総務部門に入社し数か月にして移転委員を任される。要領よく仕事を片付ける元フリーカメラマン。趣味はアウトドアや音楽制作

  • やまうちさん

    先鋭的な理経プロダクトの開発を任されている技術部門のエキスパート。休日は家族のために料理作り。趣味は内緒

  • ながしまさん

    法務関連から技術支援まで幅広く業務をこなしつつ、個性豊かなエアロパートナーズの社員をまとめる縁の下の力持ち。寒いの苦手なインドア派

  • そうまさん

    ネットウエルシステム製品に関する保守や運用サポート等の業務をてきぱきこなす。休日は音楽鑑賞やほっこり感動する映画でリラックス

  • じゅんいちさん

    管理部門のグループ長。マイペースで人当たりが良い。日々の業務をコツコツこなす

  • にしさん

    総務部門のエキスパート。常に新しいことに興味を持ち、皆をアッと驚かせる斬新なアイデアの持ち主。趣味は、クラシック音楽や美術鑑賞、フルートの演奏

  • 増床委員会のメンバーで日々試行錯誤しながら、どうしたら皆さんが過ごしやすい環境を作れるか考え、レイアウトや什器などを決めてきました。日本橋から新宿への移転もあり、課題は山積みでしたが、関係各所、皆さんのお力を借りながら、一つひとつクリアしていきました。

増床コンセプト・概要

  • 限られたスペースでも過ごしやすい環境作りを意識。
  • 自由闊達なコミュニケーションの推進を企図し、コラボレーションエリアを設置。
  • 各会議室はエアロパートナーズ(以下、API)、ネットウエルシステム(以下、NWS)各社のイメージを元にそれぞれでデザイン。
  • 小会議室の壁は全面連装ガラスを採用し、非常にオープンなデザイン。
  • エントランス全体はクリアで清潔感のある印象。

レイアウト・什器

  • 床面積が14階の半分程のため、限られたスペースでも過ごしやすい環境作りを意識しています。そのためフロアのスペースにしては比較的広く感じる造りになっており、何人かの方から“思ったよりも広い”という声をいただきました。

  • 什器はできるだけ環境への影響を配慮し、リユース品の利用を促進しました。今回導入したリユース品の什器は新品と見間違うくらいのものが非常に多いです。例えば6階で皆さんが座られている椅子や机に関しては、実はリユース品ですが、本当にこれリユース品?と思うくらい使用感がなく、「もしかして14階よりも使い心地がよいのでは」と思ったりしています。実際6階の方からも「14階よりも良い」という声をいただきました。また、会議室については、各社のイメージを伝えデザインしてもらいました。

コラボレーションエリア

エントランス、会議室

エントランス

NWSのイメージカラーを基にデザイン

APIは陸・海・空のイメージを基にデザイン

新オフィスについての感想

移転委員会メンバーと移転後実際に6階を利用されている方にお話を伺いました。

移転委員会メンバーへの質問

①担当業務は?
②大変だったこと、印象的だったことはありますか?
③完成したオフィスを見たときの気持ちを一言。

理経 総務 男性

①PM(プロジェクトマネージャー)として、増床・移転全体のスケジュール管理、各業者との折衝、資料作成及び社内展開、現場管理などです。
②入社後間もない状況でPMとして任され大変でした。イメージとしては転校生が転校初日に学園祭の実行委員にされる、そんな状況の中対応した自分を今さらですが褒めたいと思います。
③施工の最初から見ているので、例えるなら自分の子どもが巣立っていくような感覚でした。

理経 総務 男性

①LAN機器の増設および電話機を含むPBXのリプレイスを行いました。
②6階へ移動する皆さんが14階にいた時と違和感なく社内LANを使えるよう配慮しました。またPBXは初めて担当したので、ネットワーク上でどのような動きをするのか?に時間をかけて動作検証を行いました。しかしながらミスも多く迷惑をかけてしまい、反省も多かったです。
③新築はいいなー

ネットウエルシステム 女性

①理経、API、当社、デザイン会社と合同で、什器やデザインの取り決めを行いました。当社はコーポレートカラーを主体とした大会議室のデザイン選定を担当しました。
②執務エリアのイスは、当社スタッフから意見が上がった、傾きや任意の位置でロックできる機能を持ったタイプが採用されました。スタッフも喜んでいました。大変だったことはプリンタの移動です。まず14階のコラボエリアへ一時移動し、さらに6階へ移動するという作業となり、スケジュール調整が難しかったです。
③綺麗で素晴らしいオフィスが完成して、ここでの毎日が充実しそうです。

移転された方への質問

①6階の印象はいかがでしょうか?
②大きく変わったことは何ですか?
③お気に入りの物やスポットがあれば教えてください。

理経 営業 男性

①6階は明るく開放的なイメージです。日本橋営業所から移転後はグループ全員がそろって仕事ができる環境になりました。今までより周りのスタッフと話す機会も増え、ワイガヤで仕事を進める楽しさを実感しています。
②通勤時間が短くなりました。座って通勤はできなくなりましたが、新宿駅からは雨に濡れることもなく快適になりました。共有スペースも過ごしやすくなったと思います。
③自席の周辺。きれいになり、気持ちよく仕事ができます。ハイカウンターがあり、気分転換に立ちながら仕事をすることもあります。また会議室も増え、予約が取りやすくなりました。

エアロパートナーズ 女性

①全体的に広くなりとても快適です。机同士の間隔も広がったので、座っている人の後ろを通るのが楽になりました。また、14Fの半分の広さなので、他部署の方との距離が近づきました。
②朝のエレベーターがとても早く着きます。14Fにいた頃は各駅停車も珍しくありませんでしたが、今は最初に止まる階が6Fということも多いです。逆にお昼時はすでに満員で乗れない……ということも。
③お菓子を置くスペースが誕生しました。毎日誰かがお菓子を補充しては、すぐになくなります。また、机の下の配線が隠れるようになったので、足元がとてもすっきりしました。

三社で立ち上げた増床委員会で試行錯誤を重ね、快適なオフィス空間が完成しました。14階で働く社員たちも会議室が増えたことで予約がスムーズになり、広々としたコラボエリアを新鮮な気持ちで利用しているようです。日本橋営業所が本社に集まり業務効率化が促進され、新しい何かがうまれることを期待しています。