わが社のイチオシ ピックアップ製品・事例紹介

「With/Afterコロナ」新時代を生き抜く理経のソリューション【其の一】
セキュアなテレワーク環境を簡単に構築
「Aruba Remote AP(RAP)Wi-Fiパッケージ」

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言により、多くの中小企業では検討する時間もなく、急遽、テレワークの環境を構築し実施を余儀なくされたケースも多いと思います。どうにか自宅で仕事ができるようになったけれど、セキュリティ面が心配、実はまだテレワークの環境を整えられていない、という企業も少なくないようです。

コロナ禍で進んだテレワークは一過性のものではなく、災害発生時のBCP(事業継続計画)対策や、仕事と子育て・介護などを両立しやすくする働き方改革に繋げられることを考えると、安全なテレワーク環境を構築することは、企業にとっても働く社員にとっても、重要ではないでしょうか。

そこで理経がおすすめするのが、セキュアなテレワーク環境を簡単に、そして迅速に実現できる「Aruba Remote AP(RAP)Wi-Fiパッケージ」です。自宅でも社内のネットワーク環境をそのまま使える優れものをご紹介します。

最近よく聞くVPNとは?

実際にテレワークを実施する場合、その多くが業務用PCを自宅に持ち帰り、インターネットVPN(※1)を利用し、会社などのネットワークに接続して業務を行っています。しかし、この方法ではVPN接続用のアカウントIDやパスワードの管理といったセキュリティの問題、サービスやアプリケーションによっては、インターネットVPN経由では利用できない、といったデメリットがあるのも事実です。上記デメリットがないIP-VPN(※2)でも、通信業者と新たな回線契約による費用の負担や、PC端末に専用のソフトウェアをインストールする必要があります。

※1 VPN:Virtual Private Networkの略。インターネット上に仮想的なプライベートネットワーク(専用線)を設けて、セキュリティ上の安全な経路を使ってデータをやり取りする技術。
※2  IP-VPN:IP Virtual Private Networkの略。拠点間の接続に、プロバイダなどの通信事業者の閉域IP(Internet Protocol)ネットワーク網を使った通信技術のこと。通信業者と契約した人のみが利用できる閉ざされたネットワークを指す。

「Aruba Remote AP(RAP)Wi-Fiパッケージ」とは?

アルバネットワーク社の「Aruba Remote AP(RAP)」は、コントローラ(受け口)を社内のネットワークに接続しておけば、設定済みの無線アクセスポイント(以下 AP)を自宅などにあるインターネット用のポートに挿すだけで、社内と同じネットワーク環境を簡単に実現できます。

テレワークを1日でも早く実現できるように、本製品をパッケージ化(コントローラ1台、小型無線AP 16台)しました。また、お客様のネットワーク環境に合わせて、あらかじめ設定を施して出荷・納品する体制も整え、特別価格で提供します。

特徴1.簡単にセキュアなVPN環境を構築

①会社の情報システム部は、あらかじめアクセス(VPN)される受け口(コントローラを設置)を準備しておくだけ。社内ネットワークと同じSSID(※3)、同じ認証、同じアクセス制御のため、VPN接続用の設定をしたり、IDやパスワードを管理する手間はありません。

②ユーザは、設定済みの小型無線APと業務用PCを持ち帰って、自宅のインターネット通信ができるポートに繋ぐだけ。

会社と自宅のセッティングが完了すると、自宅からセキュアなVPNアクセスが可能となり、会社にいる時と同じように自宅でメールやファイルサーバを利用できます。
営業所や仮設事務所、サテライト・オフィスでの利用にも適しています。

※3 SSID:Service Set Identifierの略。アクセスポイントを識別するための名前。アクセスポイントが複数ある場合、どのアクセスポイントに接続するかを指定する必要があり、SSIDはそのために利用される。

特徴2.システム管理の機能が充実

テレワーク中のAPやPCの利用状態の管理もできます。

  • APが適切に利用されているか、電源が入っているかなど。
  • APに不要な端末が繋がっていないか、など。
  • 「AirWave」オプションを利用すれば詳細な管理も可能。

APの状態やスループット、接続されているPCの台数の管理画面

コントローラのハードウェアの状況

米国ヒューレット・パッカード・エンタープライズ社の子会社(ネットワーク事業)であるアルバネットワークス社のWi-Fiシステムは、世界中で数万社の実績を有しており、日本国内の中小企業、学校、自治体など幅広い分野で導入されています。セキュリティにおいては世界中で認められています。

社内の情報システム部門のスタッフが少なく、リモートワーク環境の構築に苦労されている企業には、最適なシステム・パッケージではないかと思います。
弊社では、中小企業や自治体、学校をはじめ、ブランチオフィスにおける社内同一環境を必要とされている企業などへ、販促活動を進めてまいります。

お問い合わせはこちら

  • 部署名:ビジネスイノベーション部 DXグループ
  • TEL: 03-3345-2158(ダイヤルイン)

(2020.8.31 掲載)