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理経がJアラートをさらに進化させる!
防災情報を瞬時にきめ細かく配信できる
「新型 総合型自動起動装置」

最近は地震、集中豪雨などに加えミサイル発射などの情報伝達も必須となっており、それに対する効果的な手段としてJアラートが注目されています。
これまでのJアラートは防災行政無線、屋外スピーカーをはじめ、メールなどで配信されており、その中核には自動起動装置がありました。
今回は当社が開発し、新たにSNSなど多種多様なメディアへ瞬時に配信することが可能となった「新型 総合型自動起動装置」をご紹介します!

「新型 総合型自動起動装置」とは?

Jアラート受信団体向けに開発され、Jアラート新型受信機と複数の情報伝達手段との連携を可能にする装置です。Jアラートから配信されるミサイル発射などの国民保護情報や緊急地震速報、気象情報の自動連携に対応しています。

緊急速報は早くなければ意味がない

昨今情報伝達手段は多種多様となり、従来の音声放送に頼っていた時代から比べると手順が格段に増え、操作も煩雑になっています。音声だけでも屋外スピーカー、ラジオなどの放送、通話アプリなどが存在し、メール送信といっても経由するサーバーによって設定を合わせなくてはなりません。もちろんわかりやすい文言にすることも大切です。
緊急時に手作業でそれぞれの煩雑な伝達作業を行っていたのでは、災害が発生した後にアラートが発せられることにもなりかねません。それを解消するために、システム自動化の中核となるのがこの「新型 総合型自動起動装置」です。

「新型 総合型自動起動装置」
外観写真

「新型 総合型自動起動装置」の特長

  • 高速・高性能PCサーバーのため、処理がスピーディ!
  • 既存の他社製自動起動装置との併用運用が可能
  • 複数のモジュールを一台のサーバーで実現
  • Jアラート電文を選り分けるフィルター機能

既存の他社製自動起動装置との併用運用が可能な出力インターフェースに対応しており、一台の新型Jアラート受信機の外部インターフェース出力に、新型 総合型自動起動装置の追加接続が可能です。各社製の防災行政無線卓との接続も可能で、同報系防災行政無線自動起動装置、ケーブルテレビへのテロップ割り込みデータ放送、コミュニティFMへの割り込み放送、デジタルサイネージ、緊急速報メール、多言語メール、登録制メール、SNS(ツイッター、フェイスブック)、ホームページ、IP告知放送など多様な伝達手段との連携に対応しています。

Jアラートシステム図

<新型 総合型自動起動装置の前モデルから追加された自動連携先>

ツイッター、フェイスブック、ホームページ

当社のJアラートとの関わり

当社は自動起動装置を販売していますが、それだけではありません。60年以上電子機器輸入専門商社として、衛星モデム、IP音声設備、最大30kmをカバーする4.9GHz無線アンテナなどの販売、システム設計、設置、調整、保守も含めて提供している会社です。
Jアラートについては2004年の実証実験から参加し、システムを熟知しています。今回はそのような背景から、より広く防災情報を伝達するための機能を持った自動起動装置を開発しました。
また、当社のJアラート関連システムは、北海道から沖縄まで日本全国で多数の実績があります。

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(2018.6.29 掲載)