わが社のイチオシ ピックアップ製品・事例紹介

時間も場所もとらない!?新しいかたちの避難訓練
体験型VR訓練ソリューション「RIVR-Dシリーズ」

子どもの頃から学校で参加した避難訓練、大人になってからも企業や自治体でも、毎年避難訓練は実施されています。年代や地域によってさまざまですが、学校では「おかし」または「おかしも」の合言葉を習った記憶があるのではないでしょうか。ちなみに、「お」おさない、「か」かけない、「し」しゃべらない、「も」もどらない、ですが、みなさん覚えていらっしゃいますか?
近年、地震や津波などの大規模災害を想定した防災訓練の重要性が高まっていますが、事前準備や当日の運営が大変だったり、毎年実施する内容が変わらず、マンネリ化しているため参加者が増えないなどの運営側の課題や、開催は知っていても参加していない方も多いのではないでしょうか。起震車で震度6や震度7を体験することはできますが、火災においては火災状況を再現するには運用コストや安全面で危険が伴うため、危機感を持って訓練することはなかなか難しく、消化器の使い方を学ぶ程度の訓練に留まっているのが現状です。

今回は、そんな運営側の課題を解決しつつ、参加したくなる画期的な当社の製品、体験型VR訓練ソリューション「RIVR-Dシリーズ」をご紹介します!

体験型VR訓練ソリューション 「RIVR-Dシリーズ」とは?

最新技術であるVR(バーチャルリアリティ)を用いることで、実際の災害現場にいるかのような没入感ある体験を提供します。臨場感のある体験を通じて、防災に対する意識の向上を図ります。
実際の火災では煙による視界不良が発生するなど、平常時とはまったく異なる状態になります。

「RIVER-Dシリーズ」は、VRヘッドマウントディスプレイを使用して、360度の臨場感あふれる映像と、コントローラを活用したVR空間上の自由な移動が可能です。建物内の炎を避ける、煙発生時に視界が悪い状況で低い姿勢で避難したり、タオルやハンカチで口を押えるなどの動作をしながら、バーチャル空間で火災現場から脱出するまでの一連の流れを体験できます。

VRという新しい技術を活用した本体験はゲーム要素も持っているので、防災訓練への参加者が増えずに苦労をされている企業や自治体においては、参加者の増加が見込めます。

体験型VR訓練ソリューション 「RIVR-Dシリーズ」の特長

①現実の火災現場をVR映像で再現
実際には体験することの難しい火災現場をバーチャルで再現します。
VR空間上で避難誘導灯を確認しながら、非常出口まで避難を行う一連の流れを体感できます。

②手軽さ
持ち運び可能な可搬型機材を採用。
ヘッドマウントディスプレイ、コントローラ、ノートPCで構成されます。
持ち運びが容易で時間や場所を選ばずに訓練が実施できます。
大規模なセットは不要で、屋内でのデモが可能です。

③カスタマイズ
自社のオフィスや工場のレイアウトをCG映像で再現し、実際と同様の環境でのVR訓練を行うことも可能です。

活用実績

鴻巣市 総合防災訓練に協力
平成29年2月、埼玉県鴻巣市の総合防災訓練において、参加者の方々に「RIVER-Dシリーズ」を用い、黒煙が渦巻く火災現場からの避難を疑似体験していただきました。
100名以上の方に火災の恐怖に対する理解を促すとともに、避難時のポイントを体験型で学習していただきました。大変盛況となり、9月3日に行われた総合防災訓練でも、100名以上の方に体験いただきました。

野村不動産と連携、高層ビルでの体験型防災イベントを実施
平成29年6月、野村不動産株式会社と協同し、新宿野村ビルにおいて、入居企業を対象とした体験型防災啓発イベントを実施しました。高層ビルにおいて入居テナント向けの防災訓練でVRを活用した事例は日本初となります。
「RIVER-Dシリーズ」を活用した避難VR体験は2時間程度でしたが、100名程の方に体験いただきました。体験後のアンケートでは、「防災訓練として有効か?」という質問に対し、とても有効67%、ある程度有効33%という評価をいただきました。

体験型VR訓練ソリューション「RIVER-Dシリーズ」 スポットレンタル

防災訓練が多く行われる秋に、体験型VR訓練ソリューション一式のレンタルを企画しております。
・レンタル受付期間:2017年11月17日まで。
・キャンペーン対象期間:2017年11月30日まで。
※セット数によって料金は変動いたしますので、お問い合わせください。

今後、防災訓練の実施を検討している企業や、自治体や学校での活用、その他防災イベントに展開していきます。

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  • 部署名:新規事業推進室
  • TEL:03-3345-2146
  • E-mail:nbp@rikei.co.jp

(2017.9.28 掲載)