田中電気ショールーム見学編

理経は、無線や防災関連製品などの防災分野で、長年にわたり田中電気様と協力しており、実証実験やVRの活用などを行っています。
今回は、理経の取り扱い製品とも関連が深い、同社のショールームを見学してきました！

登場人物紹介

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  たけちゃん

  無線アンテナのベテラン営業マン。小さいことは気にせず、大抵のことは引き受けてくれる性格で、みんなから重宝がられている。
  趣味は草野球とビール

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  おおしまさん

  システム部所属の営業マンたちを陰で支える営業事務のスペシャリスト。アクティブで朗らか、チャレンジ精神が旺盛。
  趣味はトレッキングとサックス

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  あきおさん

  穏やかで丁寧な言葉遣い、迅速な対応がモットーのベテラン営業マン。ラーメンのことなら彼に聞けと言われる程のラーメン通。
  趣味はもちろん、ラーメン食べ歩き

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  おくいちゃん

  日々奮闘している新米広報。
  おっとりしたマイペースな性格で人懐っこく、思っていることが顔に出やすい。
  趣味は読書とボルダリング

360度VRシアター「4D王」を体験

説明員

こちらは4D王という製品です。この箱の中には、360度のスクリーンがあります。切れ目のない3D映像に囲まれるため、自分が映像の中に入り込んだような感覚を体験できます。エアノズルや、床の振動、立体音響などの仕掛けで五感が刺激され、体全体で空間を感じることができます。こちらのモデルは最大16名で視聴が可能です。

おくいちゃん

どんなところで採用されていますか？

説明員

博物館やショッピングモールなどの、期間限定でのイベントに導入されています。
最近ですと、大宮の鉄道博物館、仙台市科学館、岡山県の天満屋（デパート）、新潟のイオンなどです。

あきおさん

なるほど、理経のVRのほかに、どんな映像が体験できるんですか？

説明員

コンテンツはいろいろ取り揃えています。ショッピングモールだと、日中は小さいお子さんも楽しめるよう、かわいらしい内容のもの、夕方以降は、中高生やカップル向けにホラーも上映しており、1コンテンツが、約5分〜13分です。
本日ご覧いただくなかに、ホラーもあるのですが、みなさん、大丈夫でしょうか？

おおしまさん

ええっ、ホラー！？・・・・・大丈夫かしら（汗）

たけちゃん

この3D用のメガネをかけるだけなんだね。

おおしまさん

へえ〜、簡単でいいわね！

説明員

おっしゃる通りです。ヘッドマウントディスプレイだと、着けていただいた後、正しく装着されているか、お一人ずつ確認してから上映となります。メガネですと、お客様自身に装着していただくだけで準備完了です。効率よく多くのお客様に楽しんでいただけます。

おくいちゃん

ヘッドマウントディスプレイだと、より没入感がある分、一度に体験できるのは一人だけれど、4D王だと、みんなで一緒に体験できて、感動も共有できるんですね。

おおしまさん

アハハ、メガネ似合ってますよ！　みんな、何だかカッコいい！

まずは、「ホラー」を体験

廃駅で幽霊列車に乗り込むところからスタートします。

たけちゃん

前も後ろもクモの巣だらけだ。顔にくっつきそうなくらいリアルだ！

あきおさん

うわあああ、血みどろの幽霊が追っかけてくる〜〜！

おくいちゃん

わ〜！手を伸ばしてる！おおしまさんが、つかまりそう！

おおしまさん

きゃあああ〜〜！目の前まで迫る、血走った目！　ギラギラ光っている！！来ないでー！！（思わず、手を前に押し出す。）　

たけちゃん

列車が壊れかけの橋の上で停まった〜〜！なんか、不気味に揺れてない？！これ、床が振動してるのかな？

一同

落っこちるー！　ひゃああ、すごい風圧！！

あきおさん

あー、怖かった・・・。次はいよいよ理経のVRだね。

「防災訓練用VR」を体験

理経が制作した「火災」、「地震」、「豪雨」の防災訓練用のダイジェスト映像です。実際に体験することが困難な災害をVRにより疑似体験することで、防災意識の向上が期待できるコンテンツになっています。自治体や企業が主催する防災訓練などで、多数の活用実績があります。

「火災編」

ホテルで火災が起きたというシチュエーションです。避難の案内と誘導灯を頼りに避難口を探します。

あきおさん

へぇー、落ち着いた雰囲気のホテルだね。

おくいちゃん

そうですね。じゃなくて！（笑）　火事じゃないですか！？黒い煙が出てますよね？誘導灯を探さなきゃ！

おおしまさん

誘導灯？・・・・あっ、あそこにありますね！

「地震編」

会社内で地震が起きた、というシチュエーションです。

あきおさん

なんか見たことある部屋だなあ。うわぁぁ！
映像が揺れ始めた！？ 椅子も全部こけてる！

たけちゃん

うちの会議室がモデルらしいよ。揺れがひどくなってきたね。視点も低くなって、床に倒れこんじゃったみたいだ。

おおしまさん

そうですね！実際は画面が揺れているだけなのに、体も同じくらい揺れているみたいに感じますね。

「土砂災害編」

豪雨・土砂災害を体験します。

たけちゃん

あ〜、雨が降ってる。水面や街並みがリアルだな。実際に撮影したみたいだ。

おおしまさん

避難勧告の放送が流れてる。避難って言われても、豪雨のなか外に出たらかえって危ないんじゃないかしら。流されたりする人のニュースもよく聞くし・・・。

あきおさん

あれ？いつの間にか、土砂で道が埋もれてきたね。流木が一緒に流れてくる！！

おくいちゃん

実際に土砂災害が起きたら、身動きが取れなくなるってことがよくわかりますね。危ないと思ったら、すぐに避難しないと・・！

上映終了後

おくいちゃん

ぐるりと360度の映像って面白かったです！振り向くと、自分が通ってきた道があって、本当に自分がそこにいるみたいでした。

あきおさん

音響も大迫力だったね。　風が吹いてきたり、床が揺れたり、臨場感があるね。

おおしまさん

理経の防災VRも、なかなかの臨場感だったわね。防災の意識って、ついつい「自分は大丈夫」と、楽観的に考えがちでしょう？現実に近い、“身の危険”を体感しておくのに、このVRはとても役立つと感じたわ。
それにしてもホラーは怖かった。ラストシーンの幽霊、私の方を見てたよ。目があっちゃった。

たけちゃん

2眼のカメラが3方向にあったから、そこからの映像とこのメガネとで立体感が出るんだよ。それで、観客、各々の方を見ているように感じるんでしょ。

おおしまさん

いや〜〜違いますよ！あれは絶対に、私の方を見てましたよ！！あー怖かった。

あきおさん

まぁまぁ、防災VRが体験できてよかったじゃないですか。さ、一仕事終えたところで美味しいラーメンでも食べに行きましょう！

一同

はーい！