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3D Caliper

• 『最適な肉厚』『最適なクリアランス』『類似部品の比較』の検証を自動化
• 直接CADジオメトリを解析し、製造前に問題のある領域を特定、独自の計算アルゴリズムによって高精度な測定値を導き出す
• 「Creo」に完全統合されているため、専用のツールを導入する必要がなく「Creo」上で動作し使用が可能
• 操作が非常に簡単で、トレーニングの必要がなくすぐに利用可能
• 検査結果のレポート出力機能で、CADソフトをインストールしていない方にも情報共有が可能
• 複数のモデルを検査する場合、バッチ機能を使って一斉に検査が可能。検査結果はモデルに保存され、後から簡単に確認が可能

3D Caliper はCreoに完全統合されたツールです。操作はとても簡単なためトレーニングが不要で、導入後すぐに利用できます。

Creoのデータ（部品／アセンブリ）をそのまま利用して解析が可能です。ソリッドモデルは勿論、サーフェスなどのモデルも解析対象となるため、他CADから中間ファイルでインポートして ソリッド化できないモデルでも、そのまま解析実行できます。

3D Caliper では解析のためにメッシュを自動作成します。お使いのユーザは基本メッシュサイズを指定するだけで、 メッシュ作成の為の複雑な操作をする必要がありません。細かいメッシュが必要な領域は、自動で認識して自動で 細分化します。

また3D Caliper は高精度な計算アルゴリズムを使用しているので、解析結果も早く、高精度で検出することができます。

3D Caliper では解析結果に対してステータスや注記を追記できます。また解析結果はCreoデータとともに保存され、後から再確認が可能です。さらにレポート作成機能を利用し、詳細画像付きのレポートを簡単に作成可能です。CADを使用しない方への情報伝達や報告の手段として有用で、作業効率化に貢献します。

Creoの厚み検証では「断面厚み」の 機能を使って断面を作成し、各断面の中で指定した値より狭い部分1か所を検出するか、薄くなっていないか目視で確認をしています。そのため 「検出ミス」や「繰り返し作業で工数がかかってしまう」などの問題が発生しています。

3D Caliper Wallcheck は、Creoの部品ファイルから全サーフェスを調査し、肉厚の薄い部位（又は厚すぎる部位）について3次元的に解析を行ってピンポイントで問題個所を検出可能です。断面を作成する必要もなく、非常に正確で効率的なチェックが可能となります。

Creoでアセンブリ内の部品間距離（クリアランス）をチェックする場合「グローバルクリアランス」などの機能を使いますが、これらは部品1対1に対して一か所の結果しか検出しないため、検出漏れが発生する事が有ります。結果はモデル上にポイントで表示されます。

3D Caliper Clearance は、Creoのアセンブリファイルにおいて、部品間の最適なクリアランスが確保されていない部位を自動検出します。

Creoで部品形状比較をする場合「部品を比較」など利用しますが、差異のある部分がどれ位違うのか数値で確認ができません。

3D Caliper Compare は、Creoの部品ファイルのジオメトリを比較し、誤差のある部位を自動検出します。

これらの機能により、既存の問題点を解消することが可能です。

Creo Parametric と 3D Caliper の機能比較について

Creo Parametric と 3D Caliperの機能の違いは以下のようになります。
詳細な内容にご興味がある場合は、弊社 営業までお気軽にお問い合わせ下さい。

3D Caliper は、世界各国で使われています。日本でも複数の企業様でご利用いただいており、長いお客様だと10年以上もご愛用いただいております。お客様のデータを使ったデモンストレーションなどもできますので、もしご興味をお持ちになりましたら、ぜひお問い合わせください。