マイナンバー
(2015.11.11 掲載)
05「マイナンバーって何?」
このコーナーでは「いまさら聞けない業界用語」と題し、理経が取り扱う製品のなかから、今話題になっているキーワードについてご紹介します。
今号では、2016年1月から運用が開始される「マイナンバー」をご紹介します。10月中旬以降から送付される「通知カード」。通知カードは届いたけど「何がどうなるの?」「私たちの生活や会社には、どんな影響があるの?」という疑問を解決します。
登場人物紹介
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広報部入社7年目。知識豊富でちょっぴり強気な姉御肌。趣味はゴルフとお酒。
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営業部入社3年目。好奇心旺盛で打たれ強い性格。自社製品について日々勉強中。趣味はマラソンとお酒。
せんぱ~い!マイナンバーの連絡きました?
届いたわよ。
マイナンバーって、「行政の効率化」、「国民の利便性の向上」、「公平・公正な社会の実現」のための制度で、個人に12桁の番号が割り当てられるんですよ。知ってました?
そうよ。もちろん知ってるわよ。ちなみに法人は13桁ね。
平成28年1月から利用開始で、税の手続、医療保険、雇用保険とかの社会保障、災害対策の行政手続きに必要で、希望者にはICチップ付きの個人番号カードが交付されるんですよ!
それも知ってるけど。珍しく勉強してきたの?
モチロンですよ!企業は税や社会保障に関する書類に社員の個人番号を記載して役所に提出する必要があるって、全社員から個人番号の提供を受け、保管することになるんです。マイナンバーに関する法律には、個人情報保護法にはない「厳格な罰則」が規定されていて、内容によっては「四年以下の懲役若しくは二百万円以下の罰金」となることもあるんです!
そうなのよね。個人の意識も大事だけど、企業側も取り扱いに気をつけないといけないわね。
そうですよね。で、僕たちはどうすれば良いんでしょう?
え!?
いや~、マイナンバーについてはわかってきたんですが、何をどう気をつけたらよいのか・・・。
正直、総務や人事の方たちで対応するのがメインですよね。自分に影響があるのかなぁ~と。
そう考えている人は多いかもね。でも、個人に影響するものだから、しっかり理解しておかないとね。
新しい制度の導入で、社内の運用面・システム面の対応が変わっていくの。システムの変更、管理方法、セキュリティ面の注意が必要となってくるわ。
過去に前例がないからみんな戸惑っているの。でも、平成28年分扶養控除等申告書とマイナンバーが連携するようにシステム変更を行ったり、そのために情報が漏れないようなセキュリティ面の強化とか、1月からいろいろ実施しないといけないの。
なるほど。でも来年1月からスタートなので、まだ時間はありますね?
・・・・。運用、管理にセキュリティ面、システム変更や構築するっていったら、全然時間なんかないじゃない!それに、平成28年1月に退職する人がいたらどう?源泉徴収票などを作るときに困らない?
!!そう言うことなんですね。焦りますね。
でしょ。個人情報を扱うんだから大変なことよ。そのために運用、管理は徹底しないといけないの。例えば、今利用している人事給与システムとマイナンバーをどう管理していくかが問題ね。
人事給与システムに組み込んだシステムもあるけど、今後制度がどう改正されるかわからないじゃない。マイナンバーだけ別で管理して、システムとうまくマッチングさせるような仕組みが必要だわ。
確かに、それなら大きな入れ替えが無くて済みますね。
マイナンバーを一か所に集めて集中管理することで、情報セキュリティ強度を高めること、管理担当者を出来るだけ少数に絞って運用の安全性を高めること、今後の制度改正に柔軟に対応できること、がメリットとしてあるわ。
理経で扱っている「My Attack Board」はそんなメリットが集まった製品なの。一度チェックしておいてね。
はい!
ちなみに「My Attack Board」は入力されたマイナンバーを暗号化しているのでセキュリティ面も考慮されているの。さらに強化したければ、データベースの情報流出を防ぐ「InfoSphere Guardium」もオススメしておくわ。
はい!勉強になります!
しっかりと対策していけば何も怖くないけど、まずは配布されたマイナンバーを大事に保管しなきゃね。
一生使うんだから、当たり前でしょ。
読んだあと捨てちゃったかも・・・。今すぐ確認してきます!!!
今日は失礼します~~(汗)
こらー!!!(怒)
※本コンテンツに掲載した記述は原稿執筆時点での内容です。マイナンバーの制度や運用など、実際と異なる点がありましたらご了承ください。
製品紹介
「My Attack Board」
現在利用している人事給与システムはそのままに、個人名とマイナンバー情報を安全に保管する保管庫が「My Attack Board」です。帳票作成に必要な給与データ等を既存システムから入手し「My Attack Board」へ送信します。
Web上で入力したマイナンバーは暗号化し、「My Attack Board」に格納されますが、給与データなどが送られると、特別な符号で一人一人のデータとマイナンバーをマッチングし、予め登録されている帳票(源泉徴収票や支払い調書、社会保険など)に出力できます。
セキュリティやコスト、運用面でも安心で安全、そして簡単にマイナンバー対策が可能になります。
「InfoSphere Guardium」
InfoSphere Guardiumは、データベース監査ログを一元管理し、ログ収集から、加工、レポート出力、確認までの膨大な工数を削減し、管理者を含むすべてのアクセスをリアルタイムに監視しながら、既存環境のパフォーマンスへの影響は最小限に抑えることが可能なデータベースセキュリティソリューションです。
お問い合わせはこちら
「My Attack Board」について
- 部署名:
- サポート技術部 サービス第2グループ
- TEL:
- 03-3345-2147
- E-mail:
- myab@rikei.co.jp
「InfoSphere Guardium」について
- 部署名:
- システムソリューション営業部 第2グループ
- TEL:
- 03-3345-2158
- E-mail:
- kansa@rikei.co.jp